海外絶賛、日本人26歳の「ボールタッチを見てくれ」 プレミアリーグ級と喝采…現地で株上昇
リーズ田中碧、加入1年目のパフォーマンスに現地賛辞
イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は加入1年目ながら瞬く間にチームの主軸選手へと成長を遂げた。来季プレミアリーグへのステップアップの準備はすでにできていると現地メディアが太鼓判を押している。
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今夏にドイツ2部デュッセルドルフからリーズに移籍した26歳の田中は10月と11月の2か月連続でクラブの月間最優秀選手に選ばれた。ここまで13試合連続スタメン出場中で、直近の第20節ミドルスブラ戦(3-1)では加入後初アシストも記録していた。
そんな田中について、英メディア「Football Insider」は「リーズ・ユナイテッドのスター、田中碧はすでにプレミアリーグへのステップアップの準備ができている」と特集していた。現役時代にアストン・ビラなどでプレーしたイングランド人のリー・ヘンドリー氏の田中に対するコメントを伝えていた。
「(ミドルスブラ戦での)ダン・ジェームズのフィニッシュは見事だった。ボールを持った時の彼のレベルはチャンピオンシップのそれを超えている。それでいうと、中盤にいるタナカも、私は(プレミアリーグに)ステップアップできると思う。彼のボールタッチを見てくれ。これが守備的MFなんだ。彼はハーフウェーラインでボールを奪った。しかもすでに90分を過ぎていた」
ヘンドリー氏は元マンチェスター・ユナイテッドのウェールズ代表MFダニエル・ジェームズと並んで田中を絶賛。そのレベルはすでにプレミアリーグ級だと感じていたようだ。
20試合を消化してリーズは勝ち点41で2位につけ、1部昇格に向けて順調に突き進んでいる。このままいけば、田中は来季、リーズの一員としてプレミアリーグの舞台に立つことになるが、記事では「もしリーズが昇格を逃せば、この日本人MFを留めておくのは難しくなるだろう」との指摘も。仮にリーズの昇格が叶わなくても、田中がプレミアクラブへの“個人昇格”を果たすことは間違いないと感じさせるほどにその活躍は際立っているようだ。