日本人23歳は「世界最高の選手になれる」 監督絶賛…強烈インターセプトで先制点お膳立て

佐野海舟(写真右)がゴール直結の好プレーを見せた【写真:Getty Images】
佐野海舟(写真右)がゴール直結の好プレーを見せた【写真:Getty Images】

「国際舞台で成功するためのすべての条件が揃っている」

 ブンデスリーガ(1部)のマインツに所属する日本代表MF佐野海舟の評価が急上昇している。現地時間12月8日に行われたリーグ第13節のヴォルフスブルク戦では、チームは逆転負けを喫したものの、佐野は強烈なインターセプトから先制点をお膳立て。いまではマインツに欠かせぬ戦力となっている。

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 前半11分だった。中盤付近で佐野が相手選手に素早く寄せてボールをインターセプト。溢れたボールを拾った韓国代表MFイ・ジェソンがMFパウロ・ネベルへ繋ぎ、ネベルが右足でゴールネットを揺らした。開幕から13試合連続スタメン出場となった一戦で、貴重な先制点の起点になった。

 ドイツメディア「LIGAINSIDER」によれば、佐野の働きをマインツのボー・ヘンリクセン監督はヴォルフスブルク戦前に「非常に速く、技術的にも優れており、素晴らしいサッカー選手だ」と高く評価。さらに「ブンデスリーガで非常に優れた選手になるだけでなく、国際舞台で成功するためのすべての条件が揃っている。このポジションで世界最高の選手の1人になれる可能性を秘めている」と絶賛している。

 ヴォルフスブルク戦は3-4で逆転負けを喫することになったマインツだが、佐野の存在感は日に日に高まっている。現在、リーグ9位に位置するクラブにとって重要な選手になっているようだ。

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