元日本代表を手玉…股抜き25mドリブル弾で「完全に勝利」 J1キャリアハイの超絶G

昌子源とのバトルを制してゴールを決めた鈴木優磨【写真:(C) mm】
昌子源とのバトルを制してゴールを決めた鈴木優磨【写真:(C) mm】

鹿島エース鈴木優磨、町田戦で決めたゴラッソ場面を回想

 鹿島アントラーズは12月8日に行われたJ1最終節、優勝の可能性を残したFC町田ゼルビアと対戦し、3-1で勝利した。前半5分にFW師岡柊生のゴールをアシストしたFW鈴木優磨は、前半アディショナルタイム2分に自らもチームの3点目を決めて勝利に大きく貢献した。

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 このゴールの場面、自陣からのロングパスを受けた28歳の鈴木は、昨季までのチームメイトである元日本代表DF昌子源とマッチアップする形になり、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)で日本代表の守備を支えたセンターバックの股を抜いてゴール前に侵入。およそ25メートルをドリブルで駆け抜け、ほかのDFがカバーに来る前にシュートを放ってゴールを決めた。

「源くんはやっぱり能力が高い選手ですし、僕も(昌子が鹿島にいた時に)練習でもやっているので」と、31歳の昌子をリスペクトする鈴木だが、「源くんからしたら、多分あれは縦に誘導していると思うのですが、僕としては逆で、あれは縦に行くフリをして股を狙っていたので完全に勝利。完全に駆け引き勝ちかなと思います」と、相手の罠にかかるふりをして挙げたというゴールに胸を張った。

 このゴールでJリーグではキャリアハイとなるシーズン15ゴールを達成した鈴木だが、「上位を争うチーム(のエース)は、やっぱり20点は取らないときついと思いますし、もっともっと取れる形もあったので、そこはまだまだだなと思います」と、シーズンを通しての自身の結果には、決して満足はできていない様子だった。

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