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G大阪の22歳SBが明かした本音「移籍はなるようになる」 去就への思い「全く分からない」
G大阪は広島に快勝でシーズン4位フィニッシュ
ガンバ大阪は12月8日、J1リーグ最終節で優勝争いを繰り広げた2位サンフレッチェ広島を3-1で下し、今季を4位で終えた。近年では残留争いで苦しんでいたチームが、勝ち点66を獲得。ダニエル・ポヤトス監督2年目で飛躍したDF半田陸は今シーズンを振り返って、自身の去就についても口を開いた。
躍進のシーズンを彩る快勝だった。3万4000人を超える観客が沸いた3発。結果次第では優勝の可能性があった広島を制圧した90分間だった。21歳のFW坂本一彩が2ゴールで2桁得点に乗せる活躍、今季のG大阪を象徴する1人DF中谷進之介がリーグ4点目を挙げて3-1の勝利を飾った。
昨年は7連敗でシーズンを終えて16位。残留争いに苦しんだことを思えば、ポヤトス監督2年目で勝ち点66の4位フィニッシュを迎えた今季はチームとして土台が出来上がったと言える。半田は「全員が熱量をもって戦えた。(中谷)シンくんが入って守備もすごく安定するようになりましたし、雰囲気も良くなった。勝てない時期もあったのでその時期をどれだけ短くできるかで来年の成績も変わると思う。僕自身は怪我で離脱した時期もあったのでオフシーズン、しっかり身体づくりが出来れば」と、リーグ2位の35失点だった最終ラインの一員として戦った1年を振り返った。
自身はパリ五輪代表として選出されながらも、左腓骨負傷で離脱、G大阪も苦境に立たされていた時期だっただけに「もどかしかった」という。ただ、復帰後はチームも復調し始め「勝ち点を積み上げられたのでそこはポジティブに考えています」と胸を張った。
来年の元日に23歳を迎える半田。来季への思いを素直に明かした。
「自分的には『この年にはここにいて』とかというプランを立てないタイプなので、まだこの冬ことも全くわからないですし、次の夏だったり、またその次の冬も全くわからない。移籍はなるようになると思うので、自分が今いるチームで、所属しているチームを勝たせて、自分自身が成長し続けられれば、うまくいくのかなと思います」
日本を代表するサイドバックへ――。半田が目指すべき場所は明確だ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)