鬼木監督ラストゲーム「永久保存版」 ゴール→一直線ダッシュ…「エモすぎる」瞬間に感涙
家長、小林の2人が得点直後に鬼木監督の元へ
川崎フロンターレは12月8日、J1リーグ最終節でアビスパ福岡と対戦した。鬼木達監督が今季限りでの退任を発表していたなか、試合の均衡を破ったMF家長昭博が先制ゴールを決めた。ゴール後に指揮官の元へ駆け寄るシーンが「泣ける」「永久保存版」など話題を呼んでいる。
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川崎は10月16日、クラブに7つのタイトルをもたらした鬼木監督の今シーズン限りでの退任を発表。12月8日に迎えた最終節、38歳の家長が前半8分にこぼれ球を冷静な右足タッチで押し込んだ。直後一直線に鬼木監督の元へ。恩師と得点を喜び合う姿があった。同27分にはFW小林悠もゴールを奪い、同じように恩師へ駆け寄った。
こうした恩師と選手のやりとりににSNS上でも「鬼木チルドレン」「泣ける」「永久保存版」「エモすぎる」「ひたすらに愛」といった声が多数寄せられた。8シーズン川崎を率いた鬼木監督のリーグラストマッチに美しい光景が広がっている。
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藤江直人
ふじえ・なおと/1964年、東京都渋谷区生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後に産経新聞社に入社。サンケイスポーツでJリーグ発足前後のサッカー、バルセロナ及びアトランタ両夏季五輪特派員、米ニューヨーク駐在員、角川書店と共同編集で出版されたスポーツ雑誌「Sports Yeah!」編集部勤務などを経て07年からフリーに転身。サッカーを中心に幅広くスポーツの取材を行っている。サッカーのワールドカップは22年のカタール大会を含めて4大会を取材した。