谷川萌々子は今季よりバイエルンへ復帰する

　なでしこジャパンのMF谷川萌々子はレンタル先のスウェーデン1部ローゼンゴードで得点王になる活躍を見せ、今冬にドイツ1部バイエルン・ミュンヘンへ復帰する。ドイツ現地メディアは「すぐに新しいリーグにも適応できる」と19歳の活躍に期待を寄せている。

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　ブラジル戦でロングシュートを決めるなど今夏のパリ五輪での活躍も記憶に新しい谷川は、バイエルンから期限付き移籍していたスウェーデンのローゼンゴードで20試合16得点と並外れた決定力を発揮。MFながら得点王に輝く大活躍で、チームのリーグ制覇に大きく貢献した。

　スウェーデンリーグが終了し、1月からはバイエルンに復帰することが決まっている谷川についてバイエルンメディア「Miasanro」は「主に8番のポジションでプレーし、クラブのビルドアップ・プレーを上のレベルへと引き上げた」と絶賛。バイエルンでもセントラルMFとして起用される見込みとしたうえで、「特にボール扱いについては印象的。スウェーデンリーグではほとんどミスをせず、プレッシャーを受けても素早いアクションと的確な判断を見せ、ドリブルや難しいパスも恐れない。試合を落ち着かせることもでき、必要な時に縦パスでスピードを上げることもできる」と個の能力の高さが特筆していた。

　スウェーデンでの経験を経て、いよいよ名門バイエルンでの挑戦が始まるなかで、記事では「バイエルンは谷川がすぐに新シリーグに適応できると楽観視している」と伝えられていた。オリンピックの舞台でも輝きを放ち、「すでに近年で最もエキサイティングな移籍」として大きな期待を寄せられる19歳はドイツでどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。