岡山がクラブ史上初のJ1昇格決定 3度目のPOで悲願達成…仙台は4年ぶり復帰ならず
リーグ5位岡山と6位仙台が対戦
J1昇格プレーオフ(PO)決勝戦が12月7日に行われ、J2のファジアーノ岡山とベガルタ仙台が対戦。ホームの岡山が前後半に1点ずつを奪い2-0で勝利を収め、悲願のJ1昇格を決めた。
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ホームの岡山はリーグ戦を5位で終えPO準決勝でモンテディオ山形に快勝(3-0)。対する仙台はリーグ戦を6位で終え、PO準決勝でV・ファーレン長崎相手に4-1と勝利し決勝に駒を進めていた。
両者ロングボールやクロスを中心に攻めるなか、仙台はエースFW中島元彦が無回転FKで岡山ゴールを脅かすシーンを見せた。しかし前半20分、左サイドから攻め込む岡山はこぼれ球を拾った岡山MF末吉塁が右足を振り抜くと、ふわりとしたボールはそのままゴール右隅に吸い込まれた。その後両者チャンスを作るもネットを揺らせず前半はそのまま1-0で折り返した。
後半は勝利が必要な仙台が頭、FWエロンに代えてFWオナイウ情滋を投入すると攻撃が活性化。オナイウ、中島を中心にチャンスを作ると、同8分にオナイウが抜け出しからシュートを放つ。しかし岡山GKスベンド・ブローダーセンが好セーブを見せてゴールを死守した。
岡山は同15分にFW一美和成に代えてFWルカオと入れると采配が的中する。ボールを受けたルカオがキープから運び、最後は本山遥にラストパス。本山のシュートは相手DFにディフレクションしつつネットに突き刺さった。
後半27分には再びルカオがゴール右ポストに直撃する惜しいシュートを放った。試合はそのまま2-0で終了し、岡山が3度目のPOでクラブ史上初のJ1昇格を決めた。また、昇格を目指した仙台は4年ぶりJ1復帰とはならなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)