過去8戦4発のドルトムント香川が爆発するか 調子上向きの“ダービー男”がシャルケ戦先発予想 

ドルトムントは4-1-4-1システム 香川はインサイドハーフ

 2週間のインターナショナルウィークが終わり、ブンデスリーガは今週第26節が各地で行われる。日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは現地時間1日、敵地でシャルケとの「レヴィア・ダービー」に臨む。この対戦で過去8試合4ゴールという「ダービー男」の香川は公式戦4試合連続の先発出場が予想されている。

 ドルトムントはクラブ公式サイトで予想先発を公開した。同じルール地方を本拠地とする宿敵との伝統のダービーでは4-1-4-1システムで、香川はインサイドハーフに入ると見られている。

 ゴールマウスにはビュルキ、最終ラインは右からピスチェク、ソクラティス、バルトラ、シュメルツァー。MFはアンカーにヴァイグル、その前にデンベレ、カストロ、香川、ゲレイロと並び、最前線にオーバメヤンが君臨する形だ。

 ドイツ代表MFロイス、ゲッツェ、シュールレと攻撃の主軸にはいまだ負傷者が多いなかで、香川は攻撃的MFの一角としての出場が期待されている。リーグ2試合と国内カップ戦を合わせて3試合連続フル出場中で、日本代表としてプレーした28日のロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のタイ戦でも巧みなシュートフェイントでDFを翻弄して得点を決めた。調子は上向きだ。

 昨年10月に行われた本拠地シャルケ戦は先発したが、香川は無得点のまま後半34分に途中交代。結果も0-0で引き分けだった。ブンデスリーガ公式サイト英語版では今節の主役候補として特集されるなど、改めて「ダービー男」として注目されている。ピッチ上で魔法のようなプレーを見せることはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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