「すぐにリベンジだ」 オーバメヤンがいたずら好きのトゥヘル監督に倍返し宣言
ダービー戦前に指揮官がエースのスパイクを“隠す”
ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが1日の宿敵シャルケとのルールダービー前日にあるいたずらを仕掛けられたが、トーマス・トゥヘル監督が犯人と特定すると「リベンジ」を宣言する一幕があった。
ルールダービー前日、トゥヘル監督は23ゴールで得点ランク首位のオーバメヤンに何故かいたずらを仕掛けた。オーバメヤンの水色のスパイクを見かけると、練習場の照明の突端目掛けてバスケットボールのフリースローのように投げつけた。
ランニングを終えたオーバメヤンは照明の柱に引っかかったスパイクを発見。呆れた様子で、両手を広げて見上げるとジャンプ一番。商売道具のスパイクを取り戻すことに成功した。
そして、オーバメヤンは練習後に犯人探しを開始。地元紙「ルール・ナハリヒテン」ドルトムントニュースの公式ツイッターが監督の一連のいたずらをレポートしていたことを発見。事件の全貌を把握した韋駄天ストライカーはツイッターでルール紙に感謝のメッセージを送った。
「今、誰がやったのかわかったよ。すぐにリベンジだ」と泣き笑いの絵文字を交えながら、復讐を誓っている。チームの雰囲気の良さを表現するエピソードになったが、韋駄天ストライカーは果たしてトゥヘル監督にどんな倍返しを見せるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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