高卒→即海外DFが驚異的 欧州で躍動…7項目でトップ3入りに仰天「早く日本代表に呼んで」

シュツットガルトのチェイス・アンリ【写真:Getty Images】
シュツットガルトのチェイス・アンリ【写真:Getty Images】

シュツットガルトのチェイス・アンリは20歳ながら定着

 ドイツ1部シュツットガルトに所属する日本人DFチェイス・アンリは、2022年に福島・尚志高校を卒業すると、Jクラブを経由することなくドイツ1部シュツットガルトに加入。2022年1月には日本代表のトレーニングパートナーにも選ばれて話題になったディフェンダーは、今年7月にトップチームに昇格を果たし、今シーズンはここまで公式戦18試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。

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 最終ラインで本職のセンターバックだけではなく、左右のサイドバックで幅広くプレーしているチェイス・アンリには、森保ジャパンへの招集を期待する声も高まっているが、欧州中の同年代のなかでも、突出した数字を残している。欧州のデータサイト「Data MB」の公式「X」では、5大リーグでプレーしているU-21世代のセンターバックのデータを比較。そのなかでチェイス・アンリは、7つの項目でトップ3に入り、そのうち3つはトップの数字を挙げていると伝えた。

 チェイス・アンリが、欧州でトップの数字を出したのは、「空中戦勝利率」「前線へのパス成功率」「ショートパス成功率」の3項目。さらに「パス成功率」「ロングパス成功率」「タックル」「インターセプト」の数値でも3位に入ったという。ファンからは「早く日本代表に呼んで」「普通に凄くね?」「素晴らしい」「エグい」と話題を呼んでいる。

 経験が求められるディフェンダーというポジションで、若くして5大リーグで出場機会を掴むだけでも驚異的なことだが、データでは同年代のなかでもトップクラスの能力を示している。そのなかで、チェイス・アンリは現地時間12月3日のカップ戦で待望の初ゴール。このまま活躍が続けば、日本の高校サッカーはさらに世界から注目を集めることになりそうだ。

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