海外絶賛「エリート級の能力」 日本代表ストライカー獲りを推奨…独クラブ入りへ太鼓判

オランダで活躍する小川航基【写真:Getty Images】
オランダで活躍する小川航基【写真:Getty Images】

NECナイメヘン小川航基をドイツ2部ケルンの補強候補としてピックアップ

 海外メディア「Total Football Anlysis」はオランダ1部NECナイメヘンに所属する日本代表FW小川航基をドイツ2部FCケルンが今冬に補強すべき候補選手の1人として取り上げている。「エリート級の空間認識能力を持っている」「数は少ないが、シュートのクオリティーが高い」と絶賛されていた。

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 小川は2023年からNECナイメヘンでプレー。今季14試合で7得点を決めるなどチームの得点源として活躍。森保一監督率いる日本代表では9試合で9得点と高い決定力を誇っている。

 海外メディア「Total Football Anlysis」は「ケルンが1月に獲得すべきストライカーは?」とスカウティングレポートを公開。未成年の選手獲得に関する規則に抵触したとして直近2度の移籍市場での補強が禁止されていた同クラブの補強候補の1人として、小川の名前が取り上げられていた。

 小川について同メディアは「強みは仕事に対する姿勢、ボール保持の安定感、ポジショニング、フィニッシュ」を挙げ、「彼はピッチ上の多くのスペースをカバーし、常に戦術的タスクを遂行する。そして、可能な限りチームメイトを助けている」とキープ力や労を惜しまない献身性が特筆されている。

 また、「攻撃面においては、エリート級の空間認識能力を持っていて、ポジショニングについて素早く、正確に判断することができる。走りのタイミングも素晴らしく、常にセンターバックのブラインドになる位置を見つけ、ボックス内で頻繁にフリーになることができる」とポジショニングの良さ、スペースを見つける能力の高さも絶賛されていた。

 また、環境面も理由として挙げられている。ナイメヘンがドイツとの国境付近にあることから「ナイメヘンとよく似たケルンの文化にも溶け込めるはずだ」と指摘されていた。ケルンは日本人コミュニティがあるデュッセルドルフの街も近く、「ここ数年、フォルトゥナの田中碧(現リーズ・ユナイテッド)やケルンの大迫勇也(ケルン)のように、周辺のクラブはこのコミュニティを活用して日本人選手をサポートしてきた」と言及されていた。

 近年は1部と2部への昇降格を繰り返しているケルンが実際に小川の獲得に動くことはあるのか。オランダでゴールを重ねる27歳のストライカーの去就に注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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