27歳日本代表CB獲りへ…欧州名門の関心浮上、契約残り1年半の去就動向に海外見解
ボルシアMG板倉滉の去就動向にドイツメディア注目
ドイツ1部ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉は、最近の移籍市場のたびに多くのクラブの関心を集めている。過去にイングランド1部マンチェスター・シティも保有した板倉にはイタリア1部ナポリ、今夏の移籍市場ではオランダ1部の名門PSVの関心を示した。冬の移籍市場でもPSVが獲得に動くと乗り出すという報道があるなか、ドイツメディア「Fussball news」は板倉の去就について伝えた。
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今シーズン、27歳の板倉は公式戦14試合に出場してチームの守備の中心でありつつ、2得点1アシストを記録している。去就が注目されるなか板倉の代理人を務めるマリホ・クニス氏は「冬の移籍は常に難しい。選手にとってはシーズンを通して1つのクラブでプレーを続けることが常に望ましいと私は思っている」と、冬の移籍市場で動くことについて否定的な考えを述べた。
ここまでリーグ戦全試合にフル出場している板倉についても、無理に冬の移籍市場で移籍させることは望ましいことではないという見解のようだが、クニス氏はさらに来季以降の残留の可能性も言及した。「板倉滉は2026年(6月末)まで契約が残っていて、グラッドバッハを自分の家にように感じている。ボルシアは大きなクラブであり、クラブは正しい道を歩んでいる。夏以降に彼をグラッドバッハから引き離すものはなにもない」と、説明した。
ボルシアMGは、近年の移籍市場で多くの主力選手が移籍金ゼロ、もしくは安価の移籍金でクラブを離れていった。そのためクラブは板倉と契約延長できるかが注目される。そして記事では「もし板倉が契約を延長せずに残留した場合、ボルシアは移籍金を得られないフリー移籍を許すことになる」と、無償での主力流出を危惧している。
欧州のトップリーグで注目を集めている板倉だが、果たしてこの先もボルシアMGでのキャリアを長く続けることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)