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バルサの次期監督オファーは絶対に受けない! 最有力候補のアルゼンチン人名将が明かした意外な理由
ポチェッティーノ監督が告白「私はエスパニョールを愛している」
バルセロナのルイス・エンリケ監督は今季限りでの退任を明らかにしている。トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は後任監督の最有力候補に挙げられているが、世界屈指の名門を率いることのない、ある理由を明らかにしている。英地元紙「ザ・サン」が報じている。
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ポチェッティーノ監督はバルセロナ市内でバルセロナのレストランでジョゼップ・マリア・バルトロメウ会長と密談したと報じられた。アルゼンチン人指揮官はトットナムをプレミア2位に導く、その手腕からエンリケ監督の公認候補としてスペインメディアに報じられた。
「火曜日にバルセロナのバーで偶然の出来事があったのは事実だ。彼とは昔からの知り合いだ。バルセロナのチェアマンになる以前からね。多くの人々が挨拶した。5分間時間を過ごしたよ。それは事実だ」
ポチェッティーノ監督はバルサ会長との接触の事実を認めたが、それは偶然レストランで出会っただけだという。そして、バルサの監督を受けない決定的な理由があるという。
「私はエスパニョールのサポーターだ。それ以上話す必要はないだろう」
現役時代にアルゼンチン代表DFだったポチェッティーノ氏は1994年シーズンから2000年、04年から06年までエスパニョールでプレーした。バルセロナを本拠地とするダービーの対戦相手でもある。現役引退後もエスパニョールの監督として、4シーズン指揮した。当時は元日本代表MF中村俊輔を指導した。
「もしも、ダニエル・レビィ(トットナム会長)が私を数年後にクビにして、フリーになる。それでもアーセナルを指揮することは不可能だ。フットボールの世界で忠誠心を抱き続けることは難しい。だが、私は監督や選手である以前に、人は忠実であるべきと信じている。私はエスパニョールのファンだ。エスパニョールを愛しているんだよ」
トットナムに一度関わった人間が宿敵アーセナルの監督を引き受けることは絶対にできない。エスパニョールにとってバルセロナは同義だと、主張している。イングランドで監督としての名声を高めたポチェッティーノ氏は古巣への愛情と義理堅さを示し、バルサの監督就任の可能性を断固否定していた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images