札幌は5度目のJ2降格、サポーターからメッセージ「俺たちは必ずいる」

　北海道コンサドーレ札幌は12月1日、J1リーグ第37節のサンフレッチェ広島戦で1-5の大敗を喫した。試合の前日、他会場の結果を受け降格が決定。9年ぶり5度目のJ2行きとなるなか、広島戦前には、サポーターから大きな横断幕でメッセージが伝えられた。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　無念のJ2降格が決定したのは、11月30日の柏レイソル対ヴィッセル神戸の試合が終わった瞬間だった。両者が1-1で引き分けたため、柏と札幌の勝ち点差が7に。その結果、札幌はラスト2試合を残し18位以下が確定している。迎えたアウェー広島戦は1-5の敗戦。試合後にはミハイロ・ペトロヴィッチ監督が、自身の退任を明言する場面もあった。

　そうした苦境のなかで注目を集めたのは、札幌サポーターがゴール裏に掲げた横断幕。「この情熱は揺るがない。お前達が戦う場所に俺たちは必ずいる」と、選手たちに寄り添うメッセージを大きな拍手と併せて試合前に発信した。挨拶に来た選手たちもお辞儀で感謝を伝える。SNS上でも「涙止まらない」「本当にかっこいい」「誇り」「2年後待ってろよ」「仲間がたくさんいる！」といった温かい声が集まっていた。