現役引退の青山敏弘が来季コーチで入閣 広島スキッベ監督が異例のサプライズ発表
スキッベ監督がサプライズ発表
サンフレッチェ広島は12月1日、J1リーグ第37節の北海道コンサドーレ札幌戦で5-1の勝利を飾った。試合後のホーム最終戦セレモニーで、ミヒャエル・スキッベ監督が今季限りで現役引退を引退する青山敏弘の来季コーチ就任をサプライズ発表した。
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笑顔で登壇したスキッベ監督は青山について「アオとお別れする日になります。彼の素晴らしいキャリア、素晴らしい人間性にある人が、今度は自分たちコーチ陣としてやってくれます」と明かす。
「ここまで20年やってきた経験を今度はコーチとしてサンフレッチェ広島に貢献してくれることを確信しています」
青山は2004年に作陽高校(岡山県)から広島へ。チームの主力へと成長し、3度のJ1リーグ優勝をはじめ多くのタイトル獲得に貢献し、15年にはJリーグMVPも獲得した。日本代表としても日の丸を背負い、2014年のブラジルワールドカップ(W杯)にも出場した。
広島一筋21年。今季でスパイクを脱ぐ決断をした青山が、愛するクラブで新たな道へ進む。指揮官の思わぬ発表に、会場の大勢のファンから惜しみない拍手が送られた。