26歳日本人MFへ現地同情「厳しい判定の犠牲者」 持ち味発揮も加入後ワースト評価

田中碧がPK献上でチームは敗戦【写真:Getty Images】
田中碧がPK献上でチームは敗戦【写真:Getty Images】

田中碧がPK献上で厳しい評価

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は現地時間11月30日の第18節ブラックバーン戦に先発出場。ゲームを重ねるたび評価を高めていたなかで、この試合では相手の決勝点につながるPKを献上し、現地メディアで「リーズのシャツを着て最悪のパフォーマンス」と厳しい評価を下される試合となった。

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 首位に立っていたリーズは、敵地で日本代表FW大橋祐紀も先発したブラックバーンと激突。前半20分、右サイドからドリブルを仕掛けた相手選手をカバーに戻った田中がエリア内で倒してしまい、主審はブラックバーンにPKを与えた。このPKが決勝点となり、リーズはリーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。

 スタメンに定着して以降高評価が続いていた田中だが、この試合は英紙「ヨークシャー・イブニング・ポスト」の採点で10点満点中の5点がつけられた。「いくつか素晴らしいフットワークは見せた」と随所に持ち味は発揮したものの、やはり敗戦につながるPK献上が響いたか「おそらくリーズのシャツを着て最悪のパフォーマンス」と称されていた。

 そうした評価の一方で、クラブOBのジョン・ニューサム氏は地元ラジオ局「BBC Radio Leeds」に対して「あれ(PKの判定)はとても厳しいと思う」と田中を擁護していた。また、英メディア「Football Insider」は「田中碧は非常に厳しいPK判定の犠牲者になった」と伝えるなど、現地では田中に対する同情の声も上がっていた。

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