ドルトムント香川の未来は「不透明」 独紙が今夏放出の可能性を指摘

ドルトムント通算の公式戦出場率は74%

 それでも香川は、ドルトムントで確固たる実績を残してきた。公式戦236試合中175試合に出場。出場率は74%だという。52得点40アシストと数字も出している。

「これにより、彼は自分自身を必要不可欠な存在たらしめている。契約延長が強く勧められる。契約期間は2018年まで。通常なら即時に契約延長となるか、この夏に売却されるかだ」

 今季終了時点で残りの契約期間は1年となる。選手は契約満了まで6カ月の時点で他クラブと違約金なしに契約できるため、移籍金を得て放出するには今季終了後のタイミングしかない。ミヒャエル・ツォルク強化部長は「契約の話はまだない」と、香川の去就について不透明な状況であることを語っているという。その一方で、香川もドルトムントでの立場を見極めるために静観の構えだという。

 実際にクラブは、来季に向けてボルシアMGに所属するドイツU-21代表MFマフムード・ダフードを、リバプールとの争奪戦の末に獲得したと30日に発表したばかり。独紙でも完璧な補強と報じられており、セントラルMFを主戦場とするが、システム次第では香川とポジションを争うライバルになり得る。

 

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