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ギュンドアンの後継者誕生! 若き逸材の宝庫ドルトムントがドイツの至宝ダフード獲得を正式発表
5年契約でリバプールとの争奪戦制す
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが来季に向けて早くも完璧な補強に成功した。ドルトムントは30日、ボルシアMGのドイツU-21代表MFマフムード・ダフードと来季から2022年6月末までの5年契約を結んだと発表した。
リバプールのユルゲン・クロップ監督が獲得を熱望していたことで知られるダフードだが、争奪戦はトーマス・トゥヘル監督率いるドルトムントが手中に収めた。独紙「ビルト」は「パーフェクト! BVBがグラッドバッハのダフードを獲得」とドルトムントにとって完璧な補強だと報じている。
移籍金は公表されていないが、同紙は「リバプールが2500万ユーロ(約30億円)にボーナス700万ユーロ(約8億4000万円)で獲得しようとしていたが、ダフードはトゥへルを選んだ」と伝えている。ドルトムントもリバプール並みの高額な移籍金を用意したことが予想される。
21歳のダフードはシリア系ドイツ人で、シリア生まれの選手としてはブンデスリーガで初めてプレーした先駆者だった。セントラルMFを本職とし、精度の高いキックや豊富な運動量を持つ攻守両面で貢献できるオールラウンダーだ。今季開幕前にマンチェスター・シティに移籍したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの正統後継者で、システム次第では、香川と中盤のポジション争うライバルがまた一人増えたと見てもいいだろう。
DFゲレーロ、FWデンベレ、イサクら世界中の若手の至宝をかき集めているドルトムントが、またしても注目株の補強に成功した。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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