「この街には留まりたい」と語るサンチェス　希望は同じロンドンにある別チーム

　アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは不甲斐ないチーム状況に激怒し、去就問題が浮上しているなか、同じロンドンのライバルチームのチェルシー移籍を示唆している。チリ地元紙「パブリメトロ」で語った。

メッシ、C・ロナウド、ポグバら世界最高峰のプレーをチェック！　スポナビライブでプレミア＆リーガ全試合ライブ配信中【PR】

　サンチェスは現地時間28日のロシア・ワールドカップ南米予選ベネズエラ戦に出場。3-0勝利後、去就問題について口を開いた。

「私はロンドンで幸せだ、ここで契約を終えることができればいい。この街には留まりたい。だが、タイトルを獲れるクラブだ。勝利のメンタリティーのあるクラブだ」

　今季18ゴールと奮闘しているエースはこう語った。アーセナルとの契約期間は2018年6月末までとなっているサンチェスは、途中交代や敗戦後に公然と激怒し、アーセナルへの忠誠心に疑問が浮上していた。

　そして現在、サンチェスはチェルシー移籍の可能性が高まっている。2003年シーズン以降、リーグ優勝から遠ざかっているガナーズは大一番での勝負弱さが長年の課題で、勝者のメンタリティーが備わっていないのが実情だ。一方、闘将アントニオ・コンテ監督が引き締めているチェルシーは今季首位を快走し、14年シーズン以来のプレミアリーグ制覇を目前にしている。