リーズ田中碧がスウォンジー戦で躍動、クラブOBが絶賛

イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は現地時間11月24日の第16節スウォンジー戦に先発出場。傑出したパフォーマンスで4-3の勝利に貢献。クラブOBのジャーメイン・ベックフォード氏は「本当に驚異的だった」と称賛していた。

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　敵地に乗り込んだリーズは先制を許すなど、1-2のビハインドで前半を折り返したが、オウンゴールで同点とした後半28分にMFマノー・ソロモンのこの試合2得点目で勝ち越しに成功。同45分に追い付かれたが、アディショナルタイムに左サイドの田中のパスを起点に勝ち越し点を奪い、撃ち合いの一戦を制した。

　フル出場した田中はこの日も正確なパスで試合をコントロールし、決勝点にも関与するなど出色のパフォーマンスを披露した。英地元メディア「MOT Leeds News」は「ベックフォードは田中碧がもたらした信じられない勝利に驚嘆した」と伝え、記事によれば、クラブOBの元ジャマイカ代表FWベックフォード氏が「Sky Sports」の試合中継で田中を絶賛していたという。

「（田中は）本当に驚異的だ。スウォンジーの最初の得点の守備の場面を除けば、本当に素晴らしい働きだった。彼は常に正しい場所を見つけ、相手のプレーを崩し、混乱を引き起こす選手たちのためにボールを供給していた」

　日本代表帰りの過密日程の中で試合に臨んだ田中だが、この日もリーズの中盤で絶大な存在感を示していた。