クラブOBの故人もメンバーに追加

　川崎フロンターレ一筋で18年のプロキャリアを歩んだ元日本代表MF中村憲剛氏の引退試合が12月14日、Uvanceとどろきスタジアムで開催されるなか、追加出場選手が決定。引退試合の特設サイト上で公式発表された2人の名前が感動を呼び、「涙腺崩壊」「温かいなぁ」と反響が寄せられた。

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　追加発表があったのは後半戦に出場するKAWASAKIフレンズのメンバー。新たに記された名前は横山知伸さんとアルトゥール・マイアさんだった。ともにクラブOBであるが、横山さんは今年1月、脳腫瘍で逝去。マイアさんは2016年11月、母国で航空機墜落事故に遭い、帰らぬ人となった。

　横山さんは2008年から11年、マイアさんは15年に川崎でプレー。故人への敬意を示し、中村氏は自身のXで「KAWASAKIフレンズの一員として、横、マイアも引退試合に参加していただきます」と綴った。この発表にファンからは感動の声が続々。「涙腺崩壊」「温かいなぁ」「泣いちゃうよこれは」「泣ける」「空から参戦してくれる」といったコメントが並んだ。

　中村氏の引退試合は、前半戦をJAPANフレンズ（ブルーVSホワイト）、後半戦をKAWASAKIフレンズ（ブルーVSホワイト）が戦う予定だ。