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輝きを取り戻した香川に独紙も注目 通算4得点のシャルケ戦で「新たな成功を収めるかもしれない」
“レヴィア・ダービー”を前に、今季ドルトムントでの浮き沈みを地元紙が特集
日本代表MF香川真司は所属のドルトムントで今季序盤戦は出場機会を失いながらも、直近の公式戦では3試合連続の先発フル出場でいずれも得点に絡むなど、徐々に調子を上げている。3月28日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地タイ戦(4-0)でも、巧みなキックフェイントから約9カ月ぶりに代表戦でゴールを奪うなどキレのある動きを披露しているが、4月1日に宿敵シャルケとの直接対決を控えていることもあり、ドイツ紙「ミュンスターラント・ツァイトゥング」は“ダービー男”香川にスポットライトを当てている。
記事は「香川はBVB(ドルトムント)で浮き沈みの激しさを経験」と題して、日本の背番号10を特集している。
昨季はリーグ戦29試合に出場して9得点9アシストと、FWピエール=エメリク・オーバメヤンの25得点、MFヘンリク・ムヒタリアン(現マンチェスター・ユナイテッド)の11得点に次ぐチームベスト3のゴールスコアラーとして活躍した香川だが、今季は試練が待っていた。
ドルトムントのアタッカー陣は夏の移籍市場で、ムヒタリアンがマンチェスター・ユナイテッドへと去った一方、至宝MFマリオ・ゲッツェやFWアンドレ・シュールレなどドイツ代表の実力者を獲得。さらに若手のMFウスマン・デンベレやMFエムレ・モルの加入によって、レギュラー争いは激しさを増した。