Jリーグは「家族にとっても最高」 40歳で現役…元助っ人が日本を回想「キャリアで最高の経験」
千葉でプレーしたホアキン・ラリベイが日本時代を回想
2018年までJ2ジェフ千葉でプレーしていたアルゼンチン人FWホアキン・ラリベイがインタビューで日本でのプレーについて「キャリアで最高の経験の一つ」と振り返った。
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40歳の今もチリ2部デポルテス・マガジャネスで現役選手としてプレーするラリベイ。2017年から2シーズンにJ2の千葉でプレーし、1年目にはリーグ戦19得点を決めるなど得点源として活躍した。
2015年にスペインのセルタを退団した後、UAEのバニーヤース、日本の千葉とアジアのクラブを渡り歩いたラリベイは「All-Asian Football」のインタビューでアジアでのキャリアについて回想している。
「(UAE移籍を決断したのは)間違いなく経済的な側面があった。年齢を重ね、2年間ラ・リーガのハイレベルな環境でプレーした。バニーヤースからのオファーがきた時に迷うことはなかった。あらゆる面で素晴らしい経験だったよ」
欧州を離れた決断に後悔はなかったと語るラリベイは、千葉のプレーについても「ジェフでのプレーはキャリアで最高の経験の一つ」と振り返っている。
「非常に競争力が高く、最高にプロフェッショナルだった。満員のスタジアムはフットボールをするにも、家族にとっても最高の雰囲気だった。非常にフィジカル的だし、フェアなリーグでもあった。ただ、私たち外国人選手が持っているような狡猾さは少し欠けていたかもしれないね」
ラリベイは2017年シーズンのJ1昇格プレーオフの準決勝・名古屋グランパス戦で2得点を決めるなど活躍するも、チームは敗れて昇格は叶わなかった。それでも日本で2年間について「後悔はない」と語り、「残留する可能性はあったが、2人目の子どもが生まれるところだった。日本での1年目に娘が生まれ、妻と一緒に家族のところに戻るタイミングだと決めたんだ」と日本を離れた理由についても言及していた。
そして、「両方(バニーヤースと千葉)とも今もフォロしーているが、正直に言うとジェフのほうをより追いかけているよ。あのスタジアムや街には私と家族の心の一部が今も残っているんだ」と千葉への愛情が今も残っていることを強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)