J2点取り屋が「J1にバレてまう」 驚異の“62.11”…遅咲きの逸材「初めて知った」
いわきFCの谷村海那はクロスからの決定力を武器に18ゴールをマーク
J2リーグは11月10日に最終節が終わり、昇格プレーオフを残すのみとなっている。そんな今季、大きく飛躍を遂げ、台頭した選手が数多くいた。その1人、ファンが「J1にばれてまう」と危惧していた存在が、いわきFCのMF谷村海那だ。
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谷村は花巻東高から国士舘大へと進み、2020年に当時JFLだったいわきFCに加入した“遅咲き”の26歳だ。2年目からレギュラーを掴むと、J3昇格、J2昇格とステップアップを遂げるクラブとともに成長してきた。
そして、J2で2年目となった今季、大きな飛躍を遂げるシーズンに。リーグ戦38試合に出場すると、一時は得点ランクトップに立つ活躍ぶり。クロスからの決定力に長け、最終的には得点ランク2位タイの18ゴールを決めた。Jリーグのデータ分析を行う「Football LAB」によると、シュートにおけるチャンスビルディングポイント「62.11」はリーグ5位、ゴール期待値「11.816」はリーグ4位と、上位に位置しており、J2屈指のストライカーと言える。
Jリーグの公式YouTubeでも、この谷村のプレーをまとめた動画が公開されており、ファンからも「とにかくシュートが上手い」「こんないい選手なのに今年初めて知った」「あかん海那がJ1にばれてまう」「海外直通でもいいよ」と絶賛されていた。いわきFCは今季J2で9位。冬の移籍市場でJ1クラブから触手が伸びる可能性は十分にある。
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