英紙「リバプール来季補強特集」で香川がイニエスタら名手と並び選出 恩師クロップと再タッグも

再会枠でクロップイズムを知る香川が登場

 若手枠では、アーセナルのイングランド代表FWアレックス・オックスレード=チェンバレン、ラツィオのセネガル代表FWケイタ・バルデ・ディアオ、ロストフのイラン代表FWサルダール・アズムーン、フェイエノールトMFトニー・ヴィリェナ、チェルシーMFナサニエル・チャロバー、シャルケのドイツ代表MFマックス・マイヤーらが候補に挙げられた。

 ゴールスコアラーとしては、バーンリーFWアンドレ・グレイ、ナポリのベルギー代表FWドリエス・メルテンス、レバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートこと、ハビエル・ヘルナンデスが選出されている。

 そして、「再会」という枠で ドイツの「小さな魔法使い」こと、香川の名前が挙がった。「日本のクラブ、セレッソ大阪から、わずか35万ユーロ(約4200万円)でユルゲン・クロップのドルトムントが獲得した。ブンデスリーガに復帰する前にはマンチェスター・ユナイテッドでプレー。クロップのチームで何が必要か彼は正確に理解している。そして、まだ28歳になったばかりだ」と、クロップイズムの体現者として評価されている。

 香川とクロップの絆は有名だ。2012年夏シーズンにユナイテッド移籍した際は2人で号泣して抱き合ったことをクロップ監督は明らかにしていた。そして、ユナイテッド移籍後にデイビッド・モイーズ元監督の前時代的なクロスとロングボール主体の戦術でベンチを温める日々を送り、名将クロップは「心が張り裂けそうだよ」と悲嘆に暮れていた。右足首の故障も癒え、復調傾向の香川はリバプールでプレミア再上陸を果たすのだろうか。

 

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