本田はホルンを「去りたがっている」 地元紙が経営撤退の噂を指摘も会長は来季までの提携を主張
3部降格圏とわずか勝ち点差2 降格危機のなかで“本田撤退”の噂が浮上
ACミランの日本代表MF本田圭佑のマネジメント会社が、2015年に買収したオーストリア2部SVホルンから離脱する可能性が浮上しているが、クラブの会長が本田サイドとの提携関係は「来季終了時まで」と説明した。地元紙「ホイテ」が、「日本人は再び去りたがっている」と報じている。
本田のマネジメント事務所である「HONDA ESTILO株式会社」が2015年6月に当時オーストリア3部のホルンを買収。昨季は3部1位となり2部昇格を果たしたが、今季2部では第25節を終えた時点で8勝5分12敗で10チーム中7位に沈む。自動降格圏の9位と勝ち点差わずか2という苦境に立たされている。
記事では「フットボールのスター、本田圭佑がSVホルンを掌握してからほぼ2年が経った。だが、多くの人間は信じていない。チャンピオンズリーグ出場を夢見たが、実際のところ、事態は厳しさを増している。現時点では希望通りではない。本田が忍耐を切らしたと噂されている」と報じられている。
本田離脱の報道が相次いだことで、ルドルフ・ラウドン会長が対応に当たった。
「そういう噂を私は知らない。(本田サイドとの)合意事項は3年。我々は現在2シーズン目の終わりにいる。個人的な見解では、我々は2018年シーズン終了時までパートナーだ。それが異なる結末になるのか分からない」と語ったという。本田側との関係は来季終了時まで、と説明している。
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