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日本に敗戦も「勝利の価値がある!」 中国が沸いた“5年ぶり”の健闘「すごいぞ!」「大興奮」
中国はカウンターから一矢報いる一撃
森保一監督率いる日本代表は現地時間11月19日、2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国代表と対戦し、3-1で勝利した。今予選で2度にわたり日本に敗れた中国だが、対戦国メディアは「5年ぶりに日本を相手に得点を決めたことで、ネット上では『このゴールは勝利の価値がある!』と沸いている」と取り上げ、歓喜モードが漂っていると伝えている。
超満員の完全アウェーで臨んだ一戦では、ピッチにもともと引かれていたラインが消され、内側に新しいラインを上書きし、ピッチを縮小することで日本のポゼッションに悪影響を及ぼそうとする洗礼が待ち受けていた。攻めあぐねる状態が続いていたが、0-0で迎えた前半39分、MF久保建英のCK(コーナーキック)からFW小川航基がヘディング弾を叩き込み先制に成功。さらに同アディショナルタイム、再びCKからDF板倉滉がダイビングヘッドで押し込み、追加点を奪った。
しかし、後半開始直後の4分、相手MFウェイ・シーハオが中央に入れたパスを両チームの選手が競り合い、ルーズボールになると、いち早く走り込んだMFリン・リャンミンが蹴り込み、1点を返された。日本にとっては最終予選でオウンゴールを除いて初の失点となった。それでも後半9分にMF伊東純也のクロスから小川が頭で合わせ、この日2得点目を記録。試合は3-1で終了した。
日本に屈した中国だが、それでも母国メディア「星島網」は「5年ぶりに日本を相手に得点を決めたことで、ネット上では『このゴールは勝利の価値がある!』と沸いている」と取り上げ、敗戦したにもかかわらず歓喜モードが漂っていることを伝えている。
記事では、中国が1点を返した場面について「中国本土の視聴者は『すごいぞ!』と大興奮していた。このゴールは一時的に日本を追い詰めただけでなく、過去5年間で中国が日本を相手に決めた初の得点となった」と説明。今年9月、日本で行われたW杯最終予選で喫した0-7の大敗に引き続き、ホームの試合でも1-3と敗れることになったが、5年ぶりに日本から奪ったゴールは希望を照らす光となっているようだ。