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ファン乱入が「悲劇を招いた」 日本戦ハプニングに中国怒り「深刻な悪影響を与えた」
日本は中国に3-1で勝利
森保一監督率いる日本代表は現地時間11月19日、2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国代表と対戦し、3-1で勝利した。前半35分に相手サポーターがピッチに乱入するハプニングが発生したなか、中国メディアは「茶番だ!見知らぬサポーターがピッチに乱入し、リズムが台無しになったせいで0-0から3失点を喫した」と見出しを打ち、怒りを滲ませている。
超満員の完全アウェーで臨んだ一戦では、ピッチにもともと引かれていたラインが消され、内側に新しいラインを上書きし、ピッチを縮小することで日本のポゼッションに悪影響を及ぼそうとする洗礼が待ち受けていた。前半35分には中国側のゴール裏スタンドからファンが乱入し、ピッチを走り回った末に、7人の警備員に確保される事態となり、中国では「悲劇を招いた」と報じられた。
試合は1分間の中断を余儀なくされたが、結果的にこのハプニングが試合の潮目を変えることになる。攻めあぐねる状態が続いていた日本だが、中断明け直後の前半39分、MF久保建英のCK(コーナーキック)からFW小川航基がヘディング弾を叩き込み先制に成功。さらに同アディショナルタイム、再びCKからDF板倉滉がダイビングヘッドで押し込み、追加点を奪った。
後半開始早々に1点を返されるも、同9分にMF伊東純也のクロスから小川が頭で合わせ、この日2得点目を記録。試合は3-1で終了した。中国メディア「網易」は「茶番だ! 見知らぬサポーターがピッチに乱入し、リズムが台無しになったせいで0-0から3失点を喫した」と見出しを打ち、「奇妙なサポーターがセンセーショナルにピッチへと登場し、中国のリズムを乱し、1-3の悲劇を招いた」と乱入者を非難している。
記事では「突然、サポーターがピッチに乱入し、一周以上駆け回ったあと、最終的には警備員の数人にタックルされ、現場から運び出された。このサポーターの乱入は、中国に深刻な悪影響を与えた」と、それまで高い集中力で日本の攻撃を防いでいた中国が、中断をきっかけに失点を重ねる事態となったことに怒りを滲ませていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)