中国の“縮小ピッチ”に困惑…中村敬斗がサイドで悪戦苦闘「普通ならもっと仕掛けられた」
サイドの幅が縮小された中国戦のピッチコンディションに言及
森保一監督率いる日本代表は11月19日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国を3-1で撃破。首位の座をしっかりと固め、本大会出場件獲得に大きく前進した。スタメン出場したFW中村敬斗は「普通のピッチならもっと余裕を持って仕掛けられた」とサイドの幅が縮小されたピッチコンディションについて言及した。
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日本はFW小川航基の2得点とDF板倉滉のゴールで3−1と快勝。予選6試合で5勝1分と勝点を16に伸ばした。
試合が行われた厦門白鷺体育場のピッチでは、もともと引いてあったラインが消され、メインスタンド側とバックスタンド側とも内側に新しいラインが引かれており、ピッチがやや縮小されて話題を呼んでいた。
左のウイングバックとして先発出場していた中村は試合を振り返り「常に2対1の状況で、なかなか前向きで仕掛けることができなかった。自分にボールが来るであろう時にCB(センターバック)が相手のSB(サイドバック)にかなり近い距離でついていたので、今日の前半はかなり難しかった。後半は縦に仕掛けたかったけど、スペースがなかった」と中国の守備対応に苦戦したことを認めた。
後半は逆サイドへの大きなサイドチェンジを効果的に使うなど打開を図ったが、ピッチが縮小されていた影響は感じていたという。
「(ピッチの幅が縮小されると)めちゃくちゃ変わると思う。なんで(中国の選手は)こんなスライド早いんだろうという感じだった。(久保)建英からきて、正直ハンドでPKだと思ったけど、あのシーンなんかも本来なら1対1だけど2枚くらいついてきた。あんなサイドチェンジしたのに、なんでこんな早いんだろうと。本来なら、普通のピッチならもっと余裕を持って仕掛けられた。これがアウェーの難しさだし、中国がホームで2勝している。勝てるだけあるなと感じた」
中村にはこれが最終予選で初スタメン起用だったが、「オーストラリア戦で自分としてはいい形でプレーできて、いい形でボール思って仕掛けられた分、今日は難しかったように感じた。この前のイメージのままプレーしたかったけど、全然違った。今日は難しかった」と個人としては納得のいくパフォーマンスではなかった様子。それでも「また3月にあるのでそこに選ばれるようにまた頑張ります」と次なる戦いに向けて気持ちを新たにしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)