長友の“レスリングタックル”は「コメディ」 衝撃的なPK献上を伊メディアが酷評
自陣ペナルティーエリア内でのドタバタ劇を、イタリアメディアが動画で紹介
日本代表DF長友佑都(インテル)が、28日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地タイ戦で衝撃の失態を犯した。後半41分にクリアミスから相手FWにレスリングタックルを仕掛けてPKを献上したが、イタリアメディアは「コメディ長友」とダイナモのミスをクローズアップしている。
「コメディ長友」との見出しで特集したのは、イタリアのインテル専門メディア「inter-news.it」。4-0と日本の大量リードで迎えた後半41分に、衝撃のドタバタ劇が起きた。長友は右サイドからのクロスをエリア内でクリア。これが目の前の酒井高徳を直撃した。ピンボールのような跳ね返りを再びクリアしようとしたが、左足はボールにミートせず空振り。そのままスリップしてピッチに尻餅をつく形となった。
そこから長友は信じられない行動に出た。立ち上がるよりも先にボールをキープするFWティーラシルの足首に肩から突進し、まるでレスリングのようなタックルを仕掛けて、相手を倒してしまった。疑いの余地のないファウルに、韓国人主審は毅然とペナルティースポットを指し、PKを宣告した。
このピンチはGK川島永嗣が、ティーラシルのシュートコースを読み切ったスーパーセーブを披露。23日のUAE戦に続く2試合連続の完封劇を導いたが、長友はイタリアの名門インテルの最古参選手とは思えない失態を演じてしまった。
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