リバプール遠藤に出番到来? ビッグマッチを前に…英記者が起用を提言「実行する価値ある」

出場機会が限られている遠藤航【写真:ロイター】
出場機会が限られている遠藤航【写真:ロイター】

リバプール遠藤がサウサンプトン戦でスタメン起用となるか

 イングランド1部リバプールは、11月24日のプレミアリーグ第12節でサウサンプトンと対戦する。リバプールには日本代表のキャプテンでもあるMF遠藤航が、サウサンプトンには日本代表DF菅原由勢が所属しており、日本人対決の実現にも期待がかかる。チームでレギュラーを務める菅原に対し、遠藤はカップ戦要因だ。日本人対決の実現のカギは、遠藤の出場がポイントとなりそうだが、英メディア「One Football」は、ビッグマッチを控えるリバプールが遠藤を起用する可能性を伝えた。

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 昨シーズン、遠藤はユルゲン・クロップ監督が率いたチームで公式戦44試合3得点1アシストという数字を残した。しかし、今季はアルネ・スロット監督の下で公式戦8試合に出場にとどまっており、合計出場時間はわずか166分となっている。

 英メディア「Anfield Index」のデイブ・デイビス氏は、アルネ・スロット監督がサウサンプトン戦に向けて戦術的な難題に直面していると指摘した。「すべてのプレミアリーグの試合はタフだ。サウサンプトンは最下位に位置しており、遠藤航のような選手も起用されれば仕事をしてくれるはずだ」と言う。リーグの順位表のどこにいても、対戦相手を過小評価してはいけないが、選手の疲労を管理する極めて重要な問題がある。

 今後、リバプールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でスペイン1部レアル・マドリードやイングランド1部マンチェスター・シティといった相手との対戦を控えている。デイビス氏は「アルネ・スロット監督は、ローテーションを行わない。だが、ライアン・フラーフェンベルフは、プレミアリーグとCLのすべての時間をプレーしていて、オランダ代表でも安定して出場を続けている。負傷や燃えつきから守る必要がある」と、指摘した。

 遠藤をレギュラーに組み込めば、多くの役割を担ってきた選手たちを休ませることができる。さらにチーム内の競争力を高めることにもつながる。複数の目標を果たせることになるが、デイビス氏は「僕は100%、スロット監督が遠藤を起用すると確信することはできない。それでも、レアル戦、シティ戦を控えるなか、それは実行する価値のあることだと思う」と、チームにとってメリットがあると指摘した。

 今季、プレミアリーグで先発出場のない遠藤だが、サウサンプトン戦ではチャンスを得ることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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