高卒→即渡欧の20歳、“未来のヘディングモンスター”と現地期待「遅かれ早かれ注目を集める」

ボルシアMGの福田師王【写真:岩本太成】
ボルシアMGの福田師王【写真:岩本太成】

ボルシアMG福田師王に“未来のヘディングモンスター”と現地注目

 日本代表DF板倉滉が所属するドイツ1部ボルシアMGはリーグ内で2番目にヘディングによる得点を狙う機会の多いチームだという。高さを生かした攻撃が武器となっているなかで、20歳のFW福田師王には“未来のヘディングモンスター”としての期待が懸けられているようだ。現地紙「Frankfurter Rundschau」が報じた。

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 記事によれば、ボルシアMGは昨季のブンデスリーガでヘディングシュートを計40本放ち、そのうち14本が得点につながったという。ヘディングでのゴール数はトップのバイエルン・ミュンヘンに次ぐ2位であり、チームの大きな武器であることがわかる。

 今季もここまで10試合で生まれた15得点のうち、3分の1の5得点がヘディングによるもの。全体のシュート数60本に対して、ヘディングシュートは16本でリーグ最多とされている。実際、最前線には身長190センチのチェコ代表のFWトマーシュ・チヴァンチャラや194センチのFWティム・クラインディーンストと長身選手が揃っている。

 そうしたなかで、同紙は今年1月にトップチーム昇格した福田も将来的には高さを武器とするこのチームで重要な戦力になるだろうと名前を挙げていた。

「将来的にはさらなるヘディングモンスターが加わる可能性がある。身長は178センチだが、20歳のストライカー福田師王は素晴らしい跳躍力で何度も印象的なプレーを見せている。すぐにトップチームで役割を与えられるわけではないだろうが、遅かれ早かれ注目を集め、ボルシアのヘディング成功率を上げるだろう」

 未だトップチームでの出番はなく、出番はリザーブチームに限られている福田だが、空中戦の強さのポテンシャルを非常に高く評価されていた。

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