長友佑都「僕の後継者は簡単ではない」 日本代表の次世代DFへ「こんなぶっ飛んでる癖のあるやつ」
長友が中国戦へ向けたトレーニング後にミックス対応
森保一監督が率いる日本代表は11月17日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節、中国戦に向けて厦門市内で練習を行った。トレーニング後にミックスに登場したDF長友佑都は、自身の後継者について「なかなか簡単ではないですよ」とにやりと笑った。
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11月シリーズでは、第5節のインドネシア戦(ジャカルタ)で4-0の勝利。4勝1分と、日本は最終予選で快調だ。ちょうど折り返しとなるアウェー中国戦は、同国で温暖なリゾート地としても知られる海浜都市「厦門」で19日に行われる。初日のトレーニングに挑んだ長友は、インドネシア戦で途中出場からゴールを決めた菅原由勢について「彼も苦しい思いして這い上がってきた。大きな刺激になった」と喜んだ。
ここまで最終予選で4戦ベンチ外となっている長友は、「自分はベンチ外でインドネシアのサポーターのアウェーだったけど……吠えました」と、菅原得点の瞬間を振り返った。また自身の“後継者”の存在で、菅原の名前が挙がると嬉しそうに「頑張ってほしい。なかなか僕の後継者って簡単ではない。こんなぶっ飛んでる癖のあるやつ。やっと癖があるって気づいてきた。(今まで自分は)普通だと思っていたので」と記者の笑いを誘った。
「僕の後継者は難しいと思いますが、違う体現の仕方、伝え方、表現の仕方はあると思う。彼は似たものを感じる」
和やかに、後輩の成長を嬉しそうに話す長友。「彼が苦しい状況の中で1つ(苦しい時を)乗り越えると、花開くと示してくれた。彼が練習中にだれてたり、文句言っていたら誰も寄ってこないと思う。ただ前向きにポジティブにやっているのを見て、人ってのは心が響いて自然と集まってくる。彼が体現している」と、菅原の前向きな人間性が代表にもたらすものを実感していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)