リバプールが日本人MFを「赤字でマーク」 契約条項は98億円で発動と海外報道「視野に入れている」
久保建英が獲得候補になっていると指摘
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表FW久保建英は古巣バルセロナ撃破に貢献した活躍によって去就問題がさらに過熱している。スペインメディアは「リバプールは彼の名前を赤字でマークしている」と名門クラブの有力候補になっていると伝えていた。
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今季の久保はここまで公式戦16試合に出場して3得点。得点を決めた試合はいずれも勝利を収めており、2022年夏のソシエダ加入以降、「得点すればチームは負けない」という不敗神話は18試合(17勝1分)継続中だ。11月10日に行われた古巣バルセロナ戦(1-0)でも絶大な存在感を示し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
スペインメディア「Estadio Deportivo」は「チュリ・ウルディン(ソシエダの愛称)での久保の素晴らしいパフォーマンスはヨーロッパのビッグクラブからの注目を集めている」と特集。「ソシエダはベストプレーヤーの一人(久保)を手放したくはない」としつつも、エジプト代表FWモハメド・サラーの後継者を探すリバプールが「次の移籍市場を視野に入れ、彼の名前を赤字でマークしている」と伝えていた。
記事では「この日本人ウインガーは2029年まで契約を結んでいるため、この冬にチームを去る可能性は契約条項が支払われた時のみ」と指摘されている。契約条項の発動は6000万ユーロ(約98億円)と高額だが、資金力に優れたプレミアリーグクラブであれば決して手が届かない金額ではないとの見方もある。
最近になって新たにトッテナムやバイエルン・ミュンヘンからの興味も伝えられるなど、欧州の移籍マーケットでホットな存在となっている久保。この冬の移籍市場に新天地を求める可能性はあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)