森保Jに選ばれないJリーガー「今や当たり前に」 海外疑問符「彼のサポーターは諦めているのかも」

鹿島の鈴木優磨【写真:徳原隆元】
鹿島の鈴木優磨【写真:徳原隆元】

鹿島で活躍を続ける鈴木優磨に海外注目

 森保一監督率いる日本代表は、11月15日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5戦でインドネシアと対戦し4-0の勝利を収めた。19日にはアウェーで中国と対戦を控えるなか、海外メディアでは11月シリーズでもメンバーに招集されていない鹿島アントラーズFW鈴木優磨に注目している。

 28歳の鈴木は鹿島アントラーズの下部組織出身で、2015年にトップチーム昇格。その後19年夏にベルギー1部シント=トロイデンへ移籍し、所属2年目にはリーグ戦34試合17ゴールを記録するも、ステップアップすることができず、翌シーズン途中に古巣の鹿島へ加入した。

 鈴木は18年11月にA代表に初選出されたが、怪我で辞退。それ以降呼ばれていない現状に、海外メディア「ESPN」は「鈴木優磨はサムライブルーでプレーしたことのない最高の日本人ストライカーになる運命にあるのだろうか?」と見出しを打ち、長文で言及している。

 鈴木のプレースタイル、ベルギーや近年Jリーグで活躍している経歴を交えて伝えつつ、11月シリーズでFW上田綺世を負傷で招集できなかった状況もあり、同メディアは「またもや注目すべき選手が外れた。不在であり続けていることに関して、ほとんど騒ぎになっていないという事実は、このことが今やいかに当たり前のことになっているかを示唆している。おそらく、森保体制ではサムライブルーのジャージを着ることはないだろうと、彼のサポーターは諦めているのかもしれない」と現状を報じている。

 それでも、「公平を期すなら、インドネシア戦と中国戦で上田の穴を埋めるトリオが選ばれたことに異論はないだろう」と、小川航基、古橋亨梧、大橋祐紀が選出されたことを肯定的に言及している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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