韓国人シン・テヨン監督率いるインドネシア、日本戦での敗戦に母国メディア注目

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　日本代表は11月15日に行われた北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選第5節でインドネシア代表とアウェーで対戦し、4-0の快勝を収めた。韓国メディア「Xsports」は「シン・テヨン監督のマジックも日本には通じず」と、韓国人監督の率いるチームの敗戦を報じている。

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　日本は序盤、インドネシアにチャンスを作られたもののGK鈴木彩艶の好セーブなどでスコアレスを保つ。そして前半35分にオウンゴールで先制すると、その5分後にはMF南野拓実が追加点を記録する。後半の立ち上がりには、相手のミスからMF守田英正がゴール。さらに後半24分、途中出場で今回の最終予選初出場となったDF菅原由勢がダメ押しとなるゴールを決め、4-0の勝利を収めた。

　この結果、日本は勝ち点を「13」に伸ばして勝ち点「6」で並ぶ2位のオーストラリア、3位のサウジアラビアとの勝ち点差を「7」まで広げている。一方、インドネシアは3分2敗と未勝利が続いており、グループ最下位に沈んでいる。

「Xsports」は「シン・テヨン監督はアジア最強のチームである日本を相手に驚きの勝利を目指したが、結果は完敗だった」と報じ、「1989年6月以来、35年間で初めて日本をホームに迎えたインドネシアだったが、深い守備がミスから破られたことで崩壊していった」と、先制点が試合の流れを決めたと伝えている。

　また、インドネシアにもチャンスが何度もあったことに触れつつ、得点を挙げられなかったことで「シン・テヨン監督も頭を掻きむしり、悔しがった」と、韓国人監督の様子を伝えている。

　グループで唯一、未勝利となっているインドネシアだが、2位のオーストラリアから4位の中国は勝ち点「6」であり、勝ち点差は「3」しかない。今回の日本戦、前節の中国戦（1-2）と連敗を喫しているが、韓国人指揮官はここからチームを立て直すことができるだろうか。