「ほとんど欧州でプレーしている選手」 森保監督が警戒する“帰化選手”の不気味さ「全く違うパワー」
森保監督と遠藤航が前日会見に出席
日本代表は現地時間11月14日、翌日に控えた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア予選のインドネシア戦の前日会見を実施した。森保一監督とキャプテンの遠藤航(リバプール)が出席。指揮官は「以前のインドネシアのチームとは全く違うチームの構成になっている」と試合前に警戒を強めている。
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日本は最終予選4試合で3勝1分。勝ち点10でグループCの首位に立っている。11月15日にジャカルタでインドネシアとのアウェー戦に挑むなか、森保監督は「我々の攻撃のオプションとしてシュートチャンスを逃さないというのは選手たちに持ってもらいながら試合に挑んでほしい」と、相手の出方を窺いながら、柔軟に対応できるように伝えていることを明かした。
「特に試合の入りはサウジアラビアがホームのサポーターの声援を受けて、かつこれまでの試合でもアグレッシブに入っている。ブロックを組んで守備的に来ても、アグレッシブに前からプレッシャーをかけてくる戦い方をしてきても柔軟に対応していかなければいけない」
森保監督はインドネシアチームの進化もひしひしと感じている。「9月、10月の戦いで試合を重ねるごとに相手が対策を講じてきている。今回のインドネシアとの対戦も、我々が過去知っているインドネシアとは全く違うパワーを持ったチームになっている」と発言。「帰化選手が多くなり、ピッチ上にほとんど欧州でプレーしている選手たちが立つと認識している。対策としては個々のプレーヤーの特徴と誰が出てもシン・テヨン監督が掲げる戦い方があると思うので個々、チーム戦術は分析させていただいている」と日本側も十分に相手を研究していることを強調した。
キャプテンの遠藤も「前回アジアカップの時もいいチームだった印象。受けていてボールを動かしながらセットプレーもいい準備をしていた。今回も同様、難しい試合になるイメージで予想はしているけど、そこの対策は自分たちもいい準備ができているし、戦力的には相手も帰化選手を入れて強くなっていると思うけど、自分たちにも力があるというのは自信を持って言えるのでアウェーの地でもチーム全員で勝利を目指したい」と気概を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)