ヘント公式ツイッターでタイ戦動画を投稿　炎の絵文字3連発と絶叫の絵文字で紹介

　日本代表FW久保裕也は28日にロシア・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の本拠地タイ戦で1ゴール2アシストと圧巻パフォーマンスを披露した。23日のUAE戦に続く大爆発を所属クラブのヘントも称賛している。

　久保はタイ相手に埼玉スタジアムのピッチで躍動した。前半8分に右サイドからグラウンダーの折り返しでMF香川真司（ドルトムント）のゴールを演出すると、同19分にはFW岡崎慎司（レスター・シティ）の頭にドンピシャで合わせるピンポイントクロスを供給してアシストを記録。後半12分には左足のミドルシュートで2試合連続ゴールも決めた。

　ヘントは久保の活躍を公式ツイッターで速報している。タイ戦でゴールに絡んだシーンの動画を投稿し「ユウヤ・クボ、日本での2試合で2ゴール2アシスト」と紹介。さらに炎の絵文字3連発と絶叫する表情の絵文字を使って「あの若者（久保）が燃えているぞ（That boy is on fire）」と興奮気味に伝えた。

　久保は今冬にスイス1部のヤングボーイズからベルギーの強豪ヘントへ移籍。新天地デビュー戦で直接FKを決めるなど特大のインパクトを残し、7試合で5得点と早々にチームに馴染んだ。

　クラブでの好調ぶりをハリルジャパンにも持ちこんだ23歳は最終予選3試合連続スタメン出場に結果で応えた。この3月シリーズは2得点を含め計5得点に絡むなど、ハリルジャパンではFW本田圭佑（ACミラン）の定位置だった右サイドで輝きを放った。日本の新たな攻撃の柱に一躍名乗りを上げた。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images