初戦で貴重な先制ゴールの遠藤 「非常にモチベーション高かった」
次戦の相手は2007年王者のイラク「次は今日みたいな試合にはならない」
昨夏のワールドカップ・ブラジル大会終了後、遠藤は4カ月間、代表から遠ざかった。だが、ハビエル・アギーレ政権で初招集された11月の日本代表の親善試合から4-3-3システムで攻守の舵取り役となるインサイドハーフを託され、イキイキとしている。この日もフリーでバイタルエリアに進出し、ゴールチャンスを伺った。
「今日の試合が参考になるかは分からないですけど、まだまだミスも多かったですし、これだけ支配しながらビッグチャンスもちょっと少なかった気がする。もっとうまく連動しながら攻めれるように、そして連動しながら守れるようにやっていきたいと思います」
極寒の日本から一転、真夏のオーストラリアでの初戦とあり、58分間のプレーでお役御免となった遠藤は課題を口にした。16日に対戦するイラク代表は、2007年大会のアジア王者。遠藤はオシム・ジャパンの一員として同大会に出場していた。
新旧王者対決となるが「次は今日みたいな試合にはならないと思うし、一つのミスが相手にビッグチャンスを与えることにもなるので、今日出た課題というものを修正しながら、高い集中力と高いモチベーションで臨めればなと思います」と冷静に語った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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