予想外だった贈り物…元日本代表DFが涙「我慢できなかった」 思わず緩めた涙腺の理由
太田宏介氏が国立競技場で行われた町田対FC東京の試合を訪れた
FC町田ゼルビアアンバサダーの元日本代表DF太田宏介氏は11月9日、国立競技場で行われたJ1リーグ第36節のFC東京戦の試合中継で解説を務めた。試合前、ピッチ上で古巣であるFC東京のサポーターから大きな“チャント”が飛ぶと、太田氏は思わず涙。本人も「本当に予想外でした」と感情が溢れた訳を語った。
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太田氏は2012年から15年までFC東京でプレー。フィテッセ(オランダ)へ移籍したのち、17年にFC東京に復帰し19年夏まで在籍した。その後は名古屋グランパスへと移籍したが「新型コロナウイルスの影響もあり、直接ゴール裏、FC東京の多くのサポーターの前へ挨拶に行くことができませんでした」と当時の状況を回顧する。
「代わりにFC東京の練習場の小平でお別れ会みたいなものを行っていただき、何百人ものサポーターが来てくれました。けれど実際にスタジアムでは挨拶できていなかったんです」
そうした過去の思いも抱えて迎えた、今回の古巣サポーターとの邂逅。「国立競技場で、試合前でしたがすごく温かく僕を迎え入れてくれて……本当に予想外でした。立場的には対戦相手になるのに、あんな大合唱をしてくれるなんて思ってもいませんでした。尋常じゃないぐらい鳥肌が立って、涙を我慢することができなかったです」と太田氏は涙腺を緩めた理由を明かしてくれた。
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