欧州で11戦6発…日本人MFが「そろそろビッグクラブ行く」 現地でも人気「止められない」
スタッド・ランスの中村敬斗は、リーグ11試合で6ゴール1アシストの活躍
フランス1部スタッド・ランスで日本代表MF中村敬斗が覚醒している。同僚のFW伊東純也も好調を維持しており、日本人アタッカーコンビの評価は現地で日に日に上昇。中村は6ゴール1アシスト(得点ランキング5位タイ)、伊東は3ゴール3アシストの成績をそれぞれ携えて、代表戦に合流する。
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現地時間9月15日のリーグ・アン第4節ナント戦(2-1)で今季初得点を挙げた中村。24歳となった今シーズンは昨季を超えるペースで得点を量産する。この1点を皮切りに、5試合連続ゴールを挙げて大きな話題に。第9節ブレスト戦(1-2)、第10節トゥールーズ戦(0-1)では不発となったが、迎えた11月10日の第11節ル・アーブル戦で再度輝く。
1点リードの前半21分、波状攻撃の流れのなかで左から上がったクロスをワンバウンドの難しいボレーで合わせた。リーグでは2試合ぶりの一撃で今季6点目をマークした中村。後半12分にはクロスのこぼれ球を伊東が押し込みチーム3点目をゲットした。
日本人の両ウイングが大活躍を見せるなか、フランスのラジオ局「France Bleu」は「スタジアムを驚かせる一撃」と、中村の技ありボレーを絶賛。また同メディアの選ぶMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)投票では、67.3%の得票数で中村が選ばれている。
リーグ英語版公式X(旧ツイッター)では「リーグ・アンで輝く中村敬斗。彼の今シーズンは止められない」と11戦6発の成績を称えている。また今季3得点目を決めた伊東についても「伊東純也のマジック」と、フランスで躍動するアタッカーに脚光を当てていた。
SNS上でも「代表戦前に完璧な仕上がり」「トラップうま」「まさかここまでレベル上げてくるとは」「三笘からポジション奪ってもおかしくない」「そろそろビッグクラブ行く」と話題に挙がる。11月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)最終予選でも、活躍に大きな期待が懸かっている。