酒井所属マルセイユ行きが浮上するGKカシージャス “ある条件”クリアで本人も移籍を承諾か
ポルトガル紙はマルセイユ2年契約を提示と報道、カシージャスも好印象を抱くが…
現在ポルトでプレーしている元スペイン代表GKイケル・カシージャスが、来季に日本代表DF酒井宏樹の同僚になる可能性が浮上しているが、カシージャス側からのある条件がある模様だ。スペイン紙「AS」が報じている。
カシージャスはポルトとの契約が今シーズン終了後に満了するが、酒井が所属するマルセイユが来季の獲得に乗り出し、2年契約を提示するとポルトガル紙で報じられている。しかし、カシージャスはマルセイユへの移籍に好印象を抱きつつも、「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場権を獲得すれば」という条件付きで首を縦に振る可能性が高いとされた。
マルセイユは現在5位で、このままの順位では欧州カップ戦の出場権は得られない。CL出場圏の3位ニースとは勝ち点20差という厳しい状況だが、UEFAヨーロッパリーグ出場圏の4位リヨンとは勝ち点4差で、逆転の可能性を大いに残している。カシージャス獲得に向けては、かなり高いハードルがある模様だ。
現在、欧州カップ戦の歴代最多出場記録を持っているGKをマルセイユが獲得するには、奇跡の大逆転劇とされるほどの快進撃を見せるか、カシージャスからEL出場権での翻意を勝ち取るしかなさそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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