今治のヴィニシウスがハットトリック達成

　FC今治は11月10日、J3リーグ第36節でガイナーレ鳥取と対戦し大量5ゴールで完勝した。初のJ2昇格を手にしたなか、ハットトリックを達成した助っ人FWに驚きが広がっている。1つ上のカテゴリーで脅威の存在になりそうだ。

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　今治は愛媛県今治市をホームタウンとするクラブ。2014年11月に元日本代表監督の岡田武史氏が代表に就任している。2020年よりJFLからJ3に昇格。4年目となった今季は開幕4連勝の好スタートを切る。順当に勝ち点を積み重ね、第36節の鳥取戦の勝利でJ2自動昇格を確定させた。

　最新節で大きな活躍を披露したのが、10番を背負うFWマルクス・ヴィニシウス。26歳のブラジル人は2022年より今治へ加入し、今シーズンも好調を維持している。鳥取戦では開始7分でPKから先制弾を奪うと、後半21分にペナルティーエリア外から左足の強烈な一振りで追加点。さらに3点リードで迎えた同39分には、同じような位置から再びミドルシュートを決めてハットトリックを達成した。

　J3リーグ得点ランキングでも単独トップに浮上（18ゴール）。強烈な一振りを持つ助っ人FWは、来季J2の舞台に上がる。ヴィニシウスに対しては「鬼ミドルゴラッソ」「点取りすぎ」「来季が楽しみ」「今治にもヴィニシウスがいる」「すごい」と話題に挙がっていた。