熾烈なJ1昇格PO争いが決着 仙台が逆転で滑り込み…千葉が無念の圏外に転落
山形は千葉に、仙台は大分に勝利
11月10日に、J2リーグ最終節が各地で行われた。3位~6位までが出場するJ1昇格プレーオフ(PO)権を懸けて熾烈な戦いが繰り広げられたなか、モンテディオ山形、ベガルタ仙台のPO進出が決まり、ジェフユナイテッド千葉は圏外へと転落となった。
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試合前の段階で山形が勝ち点63で5位、千葉と仙台は61も得失点差で千葉が6位、仙台が7位という状況。最終節は山形が千葉との直接対決で、仙台が大分との戦いに。山形はドロー以上or負けても仙台が引き分け以下でPO進出。千葉は勝利で確定、ドロー以下の場合は仙台の結果次第、仙台は勝利で確定orドローの場合は千葉の結果次第という複雑な条件になっていた。
山形対千葉の試合では序盤からホームの山形が優位に進めると、前半2分に先制。さらに退場者を出した千葉に対して猛攻を仕掛け、同27、31分に追加点を奪った。千葉は数的不利ながらも後半に攻め込んだが、逆に追加点を奪われ0-4で敗れた。
また、仙台がホームに大分を迎えた一戦は仙台が前後半に1点ずつを奪い、終了間際に1点を返されたものの2-1で勝利を収めた。4位のファジアーノ岡山が鹿児島ユナイテッドと引き分けたため、勝利した山形は順位を1つ上げ4位でPO進出。勝利の仙台が逆転でのPO進出を決め、敗戦の千葉は無念の圏外へと転落となった。
3位の長崎は愛媛FCに5-2で勝利するも、2位の横浜FCがレノファ山口と0-0で引き分けたため、逆転での自動昇格はならず。長崎、山形、岡山、仙台の4チームがJ1昇格を懸けてPOを戦う。
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