栗原勇蔵氏、鈴木のリーグ初の一発退場は「意外」

　鹿島アントラーズは11月9日に行われた、J1リーグ第36節で名古屋グランパスと対戦し0-0のスコアレスドローに終わった。後半、相手に倒された鹿島FW鈴木優磨が報復行為として一発退場となったなか、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「頭に来るのは間違いないですが、レッドでもおかしくはない行為」と言及している。

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　上位争いをしている鹿島は、AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）の出場権獲得へ向けて、ホームに名古屋を迎え撃った。鹿島がボールを握る展開が続くも、ネットを揺らせず迎えた後半12分、左サイドでボールを奪った鈴木が突破を試みると、名古屋MF椎橋慧也が引っ張りながらタックルを敢行し、鈴木を倒した。

　これに激高した鈴木は起き上がった椎橋を突き飛ばし、両チームの選手が入り乱れての小競り合いへと発展した。その後、報復行為として鈴木にレッドカード、推橋にはイエローカードが提示された。また、この判定に抗議をしていた中後雅喜監督にもイエローカードが出されている。

　このシーンについて栗原氏は「頭に来るのは間違いないですが、レッドでもおかしくはない行為」と触れ、「熱くなる素振りのなかで、計算してやってるところはあるのかなと思ってたんですけど、今回はレッド出てしまった」と語った。

　また、鈴木はリーグ戦では自身初の一発退場となったなか、「そこが意外ですよね。何枚も貰ってるイメージがあるけど、その辺はコントロール出来てたって事ですね」と、言及している。