ケルン大迫、最大4週間の離脱と独紙報道 クラブ幹部は「診断結果を待つ」と慎重な姿勢
UAE戦で膝を負傷 日本協会側からは「問題なしと伝えられていた」
膝の負傷により日本代表から離脱したケルンFW大迫勇也は、最大で4週間の離脱となる可能性があるようだ。ドイツ地元紙「エクスプレス」が報じている。
大迫は現地時間23日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のUAE戦に先発出場したが、相手DFと交錯し、膝の裏に相手の体重がかかる形でピッチに倒れ込んだ。その後、FW岡崎慎司(レスター・シティ)と途中交代し、試合後には代表からの離脱が発表されていた。
大迫の負傷に関して、「日本サッカー協会からは事前に問題なしと伝えられていた」と現地でも報道されている。現時点では詳細な検査結果は明らかとなっていないものの、記事では「大迫は最大で4週間離脱するかもしれない」と長期離脱の可能性が指摘されている。
ケルンのピーター・シュテーガー監督は「(大迫の状態は)火曜日には分かるだろう」とコメント。ヨルク・シュマットケSDも「憶測では話したくない。診断結果を待つ」と慎重な姿勢を貫いている。
大迫は今季ケルンで公式戦27試合に出場し8得点を挙げるなど、エースFWアントニー・モデストとのコンビで攻撃をけん引する活躍を見せていた。ケルンは現在6位と来季の欧州カップ戦出場権獲得も射程圏内となっているだけに、このタイミングでの大迫離脱は大打撃となりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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