相手の守備に応じて点の取り方を見つける

　28日のタイ戦では、引いた相手からの得点がカギと見ており、酒井自身も「引いてきたらクロスを上げる場所もほとんどない」と警戒するが、強調する点はシンプルだ。

「相手の守り方次第で、攻め方と点の取り方を見つけたい。試合の中で試しながら、全てやり方は90分の中に入っている。その中で何点か取れればいいし、僕ら（守備陣）がゼロで抑えれば、前は1点で良い」

　最終ラインの一員として、まず考えるのは守備と前線のサポート。焦れるようなゲーム展開になったとしても、1点あれば十分という状況を作り出すのが自分たちの仕事と語る酒井だが、久保との新ホットラインが成熟していけば日本の新たな強みになりそうだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images