仏代表のデシャン監督、復帰アピールのベンゼマに関して発言拒否 「話をするつもりはない」

代表未招集のベンゼマはデシャン監督との対話を望む 「説明がほしい」

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、代表復帰へ猛アピールしているレアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマについてのコメントを拒否した。フランス紙「レキップ」などが記者会見の様子を報じている。

  フランス代表は25日にロシア・ワールドカップ欧州予選の敵地ルクセンブルク戦で3-1と勝利したが、ベンゼマは招集されていない。フランスの衛星放送局「ユーロスポーツ」や同ラジオ局「RMC」などに対してベンゼマは代表復帰へのアピールし、デシャン監督との対話を望んでいた。

「何の説明も受けられないのはアンフェアだ。呼ばれないことに対する説明がほしい。僕の望みは、まずはデシャン監督と話すことだ。そうすれば、彼は僕に呼ばない理由を説明できるはずだ。僕自身は自ら代表のキャリアを終えていないし、諦めたくない。僕は最高のレベルのゲームでプレーしたいし、代表はその望みが叶う場所なんだ」

 レアルのストライカーはこう話し、デシャン監督との対話を望んでいた。しかし、デシャン監督は試合前日の記者会見でベンゼマに関するコメントを完全に拒否していた。

「その話をここでするつもりは全くない。優先するべきことは試合のカレンダーだ」

 

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