ハリル監督、メディアに好戦的な表現で強気発言 「私はプレッシャーが大好き。どんどんかけて」
自信を回復したハリル監督、タイ戦前日会見で強気の言葉を次々言い放つ
日本代表は28日、埼玉スタジアム2002でロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のタイ戦に臨む。その前日会見に臨んだバヒド・ハリルホジッチ監督は「私はプレッシャーが大好きだ」など強気の言葉が次々言い放った。
「ようやく突破の候補のところまで来た。これを確保しなければいけない」。多弁で知られるハリルホジッチ監督は、W杯出場権獲得が徐々に見え始めてきた現状に手応えを感じつつ、「気を緩めてはいけない。プレッシャーがさらにかかっているが、ハイレベルとはこういうものだ。重要な試合ほどプレッシャーは掛かる。それがフットボールだ」とチームの手綱を引き締めた。
就任して2年が経つハリルホジッチ監督は、すべてが順風満帆というわけではなかった。特にW杯最終予選初戦、ホームでUAEに1-2で逆転負けを喫して以降は逆風にさらされ、昨年11月のサウジアラビア戦前後には“解任危機”が叫ばれるほどの状況だった。しかしそのサウジ戦、そしてUAE戦での連勝を経て自信を回復しているようだ。
「明日、明後日とさらにプレッシャーは掛かる。それをコントロールしなければいけない。私はプレッシャーが大好きです。日本を去るんですかという質問も受けたが、そういう質問も大好きです。私にプレッシャーをどんどんかけてください。本当はそういうプレッシャーは良くないかもしれないが」
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