日本代表戦で起こった異例のアクシデント JFA山本昌邦氏が言及「色々な事情がある」

山本昌邦氏が豪州戦でのアクシデントについて説明【写真:徳原隆元】
山本昌邦氏が豪州戦でのアクシデントについて説明【写真:徳原隆元】

11月7日にJFAがメンバー発表

 森保一監督率いる日本代表は11月7日、千葉県内で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で戦う11月のインドネシア戦(15日=ジャカルタ)、中国戦(19日=廈門)に向けたメンバー27人を発表した。日本サッカー協会(JFA)ナショナルチームダイレクターの山本昌邦氏が、10月のオーストラリア戦で対戦相手のスタジアム到着が大幅に遅れたアクシデントについて改めて言及している。

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 日本代表は今回の最終予選を負けなしで突き進んでいる。9月にホームで行われた初戦で中国を7-0と圧倒。続くアウェーのバーレーン戦でも5-0の快勝を飾る。10月には強敵サウジアラビア(アウェー)を2-0で撃破し、ホームのオーストラリア戦は1-1のドローで終えた。勝ち点10を積み重ね、グループCの首位に立っている。11月は森保ジャパンにとっても重要なアウェー2連戦。中国との試合で、最終予選の折り返し地点を迎える。

 10月のオーストラリア戦は埼玉スタジアムで行われたが、試合当日オーストラリア代表の乗ったバスが交通渋滞に巻き込まれ到着が大幅に遅れるアクシデントがあった。対戦したトニー・ポポヴィッチ監督は「到着して10分でウォーミングアップだった」と明かしていた。

 山本ダイレクターは「前回の件は色々な事情がある。現場の担当にはしっかりやってもらったし、AFC(アジアサッカー連盟)にもしっかりやってもらったと思うが、交通事故があって高速が止まってしまって既定の時間に間に合わなかった。環境を充実させること、法律上でポリスエスコートはつけられないが、海外ではやってもらっている。文化を上げ、環境を整えて近くのホテルからいけるようにするなどのサポート体制はしっかりしないといけない」と振り返った。

「ただ、現場の事務局の皆さん、長年の課題だがしっかり取り組んでもらっている。相手のコンディションが良ければ我々も良いものを引き出してもらえる。いい試合には相手のコンディションも必要ということで認識している」と、今後もしっかり対応を改善していくイメージを話していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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